パノラマジャーニー

毎日色々なサイトを見ていますが、このサイトを見たときは思わず「すげー」と声を出して驚いてしまいました。こんな経験は Google Map を初めて見た時以来かも。

どうやって作っているのかわかりませんが、写真の中を 360° 自由自在に視点移動できます。真上から真下まで継ぎ目なくなめらかに。QuickTimeVR という技術を使っているようなのですが、ウェブでこんな体験をしたのは初めてだったのでとにかく驚きました。下手なムービーを見せられるよりもよっぽど感動します。

僕が特におすすめなのは「旭山記念公園」の夜景。札幌の夜景と言えば藻岩山とかテレビ塔が有名ですけど、旭山記念公園の夜景を一度見てしまったら他の夜景は見れなくなりますよ。パノラマジャーニーでもそんな感覚を十分味わうことができました。

写真の中にまるで空間があるみたい…。ちなみに、Safari 3.0.2 でばっちり動きました。やっぱり QT との相性は文句なしです。

空はまるで

空はまるで

MONKY MAJIK のニューアルバム「空はまるで」。個人的にこの夏はくるりで決まりかと思っていたんだけど、これを聴いてみたらなんと爽やかなことか…。決してくるりが暑苦しくて夏向きじゃないということを言っているのではなくて、ヨコハマタイヤの CM のイメージも手伝ってか、やたらと清涼感あふれる「ドライブ向きな」アルバムだと思います。

僕は元々この手の音楽は苦手だったはずなのですが、どういうわけか MONKY MAJIK だけは別物です。曲のあちらこちらに「プロフェッショナル」さを感じますし、なによりアレンジとボーカルの声が絶妙なマッチングだと思っています。お目当てはアルバムタイトル曲の「空はまるで」でしたが、聴き始めるとあっという間にガンダーラに到着します。で、また空はまるでが始まって、ガンダーラ。空はまるでガンダーラループ。耳障りが良いので、何かしながら聴くのにぴったりです。

あまり付き合いの無い人を車に乗っけたときにミュージックの選択に困ることがあるんですが、当面はこのアルバムでしのいでいきたいと思っています。

田舎者に厳しい WILLCOM

ブログの定期巡回コースを回っていると、WILLCOM の最新スマートフォン『Advanced/W-ZERO3[es]』のレビューをちらほら見かけました。OS は Windows Mobile 6 、画面はタッチパネル式 3inch ワイド VGA 液晶、QWERTYキーボード搭載ときて、さらにWireless LANによる接続が可能という現時点においては最強と言わざるを得ない豪華さで、先日リリースされた(けど日本では使えない)iPhone への想いをとりあえずこいつにぶつけてみようかと思わせる端末。705NK を使ってみて、スマートフォンを俗に言う「ケータイ」としてストレスなく使うのにはちと無理があると結論づけたくせに、やっぱり心の中にはスマートフォンへの憧れがあるようです。

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しかし、以前僕が書いたエントリーにもあるように、何かが優れていると必ず惜しい点が残るのが今のケータイ。この、通称「アドエス」に関しても唯一かもしれない、しかしながら最大の問題点がありました。それは…

なぜ、なにゆえ WILLCOM なのか、ということ。

僕は北海道の片田舎に住んでいますが、車があるので Apple Store にだって行けるし、ネットと Mac があるからこうして日本中の人へチラ裏を配信することだってできます。そういう面では「田舎者」という劣等感を感じる場面は今ではどんどん少なくなっています。しかし、インフラ遅れだけはどうしてもカバーしきれません。今話題のワンセグといい、今回の PHS といい、いち早く体験してみたいものに限ってスタートラインに立つことすら許されないという現状。WILLCOM のホームページに誇らしげに掲げられている人口カバー率 99% という言葉が「もしや」という淡い気持ちを一瞬いだかせるものの、その結果は言うまでもなくアウト。PHS が使えないことに加えて僕はカバーしきれていない 1% の人間であるという衝撃の事実まで告げられたようで、なんだか切なくなった夜なのでした。

あの世で罰を受けるほど

あの世で罰を受けるほど

「TV Bros.」で連載されていたキリンジのコラムを1冊にまとめた「あの世で罰を受けるほど」。キリンジに関しては曲はもちろん、歌詞も非常に奥深いものがあるので当然コラムにも期待できると思っていましたが、読んでみてこれは期待以上でした。

兄弟でありながら全くキャラクターの異なる2人が交互にコラムを投稿しているのですが、そのギャップがとても興味深いんです。まず、兄・高樹に関しては僕が想像していたとおり、物事を冷静に観察して、それを文章にするのがすごくうまい印象です。性格的にも”やや”屈折しているというか、マニアックなニオイがして、個人的に好きなキャラです。一方弟・泰行はというと、コラム全体にのんびりした空気が漂っていて、なんか「庶民的」な印象が強いです。ネタに困って銭湯に行ってみたり、停電の中でビールを飲もうと頑張ってみたり…。マニアックと緩さが交互にくるものだから、読んでいて全然飽きない。しかも、両者とも読み手を引きつける言い回しはさすがのひとことで、物書きとして飯を食うことも可能では?と思うほどの秀作ぞろいです。

僕個人のツボだったのは、兄は「尾行」、弟は「カラス警報」でした。キリンジのファンであるか否かは別として、ブログをやっているひとは是非一度読んでみてください。記事を書くときの参考になりますよ、ほんと。

全然 場違いで結構

ワルツを踊れ Tanz Walzer

くるりのニューアルバム「ワルツを踊れ Tanz Walzer」。どういう訳か購入後しばらくは開封もせずに放っておいた。何となく、くるりのアルバムに関しては適当な気持ちで聴くわけにはいかないと感じて、たっぷりと時間があってかつ精神的な余裕もある休日まで待とうと思ったんです。で、今日ようやく聴きました。

結論から言えばくるり史上最高傑作かもしれません。変にポップなわけでもなく、背伸びしたロックでもなく、「美しいメロディ」だけがとにかく耳に残るような不思議なアルバム。僕はこのアルバムを聴いているうちに the verve の urban hymnes を思い出しました。半分聴き終えたあたりで、今作がクラシックの本場ウィーンでレコーディングされたものだと知り、妙に納得。ちらりほらりと自己主張するストリングスの音がどう考えても「本物」と思わせるクオリティです。

これまでのくるりの曲はどことなく「暗さ」や「切なさ」を持っていたように感じますが、今作は全体に渡って「優しさ」を感じます。このアルバムは、ステレオの前で目を瞑ってじっくりと聴く種類のアルバムです。心の中を空っぽにして曲を聴くうちに、なんともいえない心地よさにおそわれました。くるりが世に出て以降、くるり2世のようなバンド(なんとかカンフージェネレーションとかね)がたくさん現れましたが、やっぱりくるりは別格。僕は今、そんな気がしています。

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