一時期の「トンデモ発言」が最近は身を潜めてきたように感じていた池田信夫氏が、ここにきて一転、農水相の首取りに躍起になっているようです。さすがは自称アルファブロガー。その影響力たるや日本の政治をも動かしかねません。
きょうは朝から新聞・テレビが12社も自宅に来て驚いた。なんとうちの大家さん(中里浩氏)が太田誠一氏の農相秘書官で、その自宅(わが家の隣)が太田氏の政治団体の事務所だったというのだ。
池田信夫 blog:太田誠一氏の「政治団体事務所」は隣の家だったより引用
(中略)
太田氏側は「活動の主たる担当者である秘書官の自宅を事務所とした」と説明しているそうだ。しかし私は隣に7年間住んでいるが、この家で政治活動が行なわれている形跡(ポスターなど)を見たことがない。そもそも家族以外の人がこの家に出入りしたのを一度も見たことがない。
暴露話はこのように始まります。要するに「自分の家の隣に住んでいる大家さんが偶然渦中の秘書官だった」という話です。よりによって池田氏の家の隣だったなんて、大家さんも運が悪かったとしか言いようがない。だって、暴露話を読んでみると
ほとんど池田氏の妄想レベル
としか言いようのない内容なんですから。事実はどうあれ、こんなのは暴露でもなんでもなく、単なる「隣人の戯言」です。
例えばこれ。
「備品・消耗品」として太田氏側は「事務用品の購入費やガソリン代」と説明しているようだが、大家さんがマイカー以外に選挙活動用の車を使っていた形跡はない。
池田信夫 blog:太田誠一氏の「政治団体事務所」は隣の家だったより引用
秘書官なのですから常に選挙カーに乗っているわけでもあるまいし、ましてやマイカーと決め付けたその車は本当にマイカーであるのかさえ憶測。公用車の可能性は全否定されています。
他にもこれ。
通信費というのも、この政治団体の電話連絡先が議員会館になっているのだから、発生するはずがない。
池田信夫 blog:太田誠一氏の「政治団体事務所」は隣の家だったより引用
確かに、数百万単位での通信費が発生するとは通常考えにくいけど、電話連絡先が議員会館になっているという理由だけで発生する「はずがない」と言い切れるのか。
さらに妄想はエスカレートし、
人件費を「会の政治活動に要した人件費」と説明したようだが、秘書報酬以外に出しているとすれば(家族以外に誰もいないので)奥さんを雇用したことになっているのだろうか。しかし彼女はごく普通の専業主婦として、昼間は買い物などをしており、政治活動しているのを見たことはない。
池田信夫 blog:太田誠一氏の「政治団体事務所」は隣の家だったより引用
そもそも大家さんが議員秘書だったというのが驚きだ。園芸が好きで、よく週末には庭いじりをしており、あいさつしていたから、普通のサラリーマンだと思っていた。週末というのは、選挙区回りなどで秘書がいちばん忙しいときだから、これもおかしい。彼の秘書官としての勤務実態があったのかどうかも調べたほうがいいと思う。
事務所だけではなく、そもそも職員の雇用実態さえ怪しいときました。たかだか隣に住んでいるだけの人間がです。仮に、池田氏が朝から晩までずーっと隣家を観察し、その上で発言されているとしたらそれは立派なストーカー行為です。逆に、そうでなければ「昼間は買い物をしている普通の専業主婦」だの「週末には庭いじりをしている普通のサラリーマン」だのといった軽率な発言は慎むべきだと思います。これが仮に事実であったとしても、憶測の域を出ない発言で渦中の人を揺さぶる行為はワイドショーと同列の卑怯な行為と感じますが、アルファブロガーである池田氏はどうお考えだろう。
最後に
必要なら、国会で証言してもいい。
と締めくくられていますが、僕はあえて聞きたい。
何を証言するんですか?
ある意味、国会で証言する池田氏も見てみたいような気もします。
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アルファブロガー 書評のネタ
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